右前肢が曲がっている子犬の「ジャズ」卒業!

元気そうに見える子犬の「ジャズ」。実は病と闘うワンコです。「ジャズ」は今夏に保護した母犬がピースワンコで出産し、2023年7月27日に6頭兄弟の中の1頭として生まれました。身体が一番小さかった「ジャズ」は生後しばらくして、右前肢をあげて歩いていることにスタッフが気が付きました。病院でレントゲン検査をしたところ、右肘から外側に足が向いている状態で「右肘脱臼」と診断されました。

生まれてまだ間もないことから痛み止めなどの投薬ができないことと、再度脱臼する恐れがあったため「ジャズ」は家族のもとに戻すことができず、スタッフが面倒を見ることになりました。ご飯を食べさせたり排せつを促したり、夜は自宅に連れて帰ったり、献身的なお世話を続けました。 疾患があるワンコは里親様が見つからない場合も多いのですが、「ジャズ」は優しい里親様とご縁が繋がり、2023年10月29日に卒業することができました!

ピースワンコには、「ジャズ」のように疾患があるワンコを家族に迎えてくださった里親様に対して、医療費の一部をピースワンコが負担する「ファミリーサポート制度」があります。この制度のお陰で、ハンデのあるワンコも幸せな家族を見つけることができています。

里親様は、右前肢の脱臼というハンデがあるけれど、とても元気な「ジャズ」に惹かれたそうです。将来、車椅子を使うことになるかもしれないけれど、頑張って生きている姿が可愛い!、そうおっしゃってくださいました。幸せをつかんだ「ジャズ」の様子、ぜひ動画からご覧ください。 ・ピースワンコTV(5分21秒)

 

 

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